国民年金。

最近見たCMで、おばあちゃんがでてきて、「今までの掛け金はこれくらい」、「今もらってる年金はこれくらい」とちっちゃいベビースターラーメンとどでかいベビースターラーメンをみせて、「今の若い人有難う」というのがありました。最初なんじゃこのばばぁ!とか思ったのですけど、二回目みてみると、うーん、よくわかんないけど、これが今の年配の方の一般的な真摯な態度なのかなーと、キチンとお礼を言ってるのに嫌味にしか聞こえない自分がちょっといやになりました。
近頃ニュースでは年金の給付水準が50%きった!とか、法案の根拠である出生率がヤバイ!などと年金大人気です。若い人は、年金払わなくていいなら払いたくない、と思う人が多いんじゃないでしょうか。
でも、こう考えてみたらどうかなーと思うのです。年金というものは、大半の人が思っているように、自分の将来のための保険的な役割というよりは、今のお年寄りのための社会保障的な役割を果たすものだと。今の状況だとそんな感じですし、日本はヨーロッパの国々に比べて税金かなり安い方だったりしますし。大体自分の利益とか考えちゃうからややこしくなるんであって、もう仕方ないーと思っちゃえば楽なものです。あははー。老齢化が進んでいる国では税金の増加は不可避なのだー。こんな考えはだめかなぁ。
そういえば、給付が50%きるっていいますけど、結局のところいくら年金もらえるのでしょう?払った分以下?以上?同じ?50%とか言われてもわからないー。あと、出生率については下がることは予想済みで、上がらなかったら問題ですけど、このぐらい(というと語弊があるかもしれませんが)ならば、些細な問題なのではーとか思ったり。
何の知識もないぼくは、自民党はもうちょっとオープンに、民主党はもうちょっと賢く、マスコミは遊びすぎ、と思うのでした。それにしても公明党は……にゃー。