2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

日曜日は遊びに行く。

今日は忙しいので、この辺で終了です。とゆか寝坊しました。二度寝は何であんなに気持ちいいのでしょうか。起きなきゃいけないという禁忌を破るから?それは言いすぎか。

No.54

十というのは、もともと大してきりの良い数ではない。十二などに比べれば、その差は歴然である。たまたま、人類の指の数と同じだったばかりに、世の中にこれほど君臨することになったのだ。いわば成り上がりものの数字である。ちょうど十個あるな、十人いる…

土曜日は買いものをする。

なので行ってきます。 あ、空から水が降ってきました。 とゆわけで、街に出るのはやめにして、美容室行ってきました。短くなりました。

No.53

「あたしはね、裕一を教育してんの」 「教育?」 「そう、現実って怖いよ。気をつけないと、すぐ足元をすくわれるんだから」 里香がいうと、その言葉はやけに鋭かった。まるでガラス片のように。下手に触ったら、手が切れそうだ。 (橋本紡・『半分の月がの…

本がたくさん。

今日お部屋の整理などしました。2週間くらい家を空けていたのですけれど、思ったよりひどくなかったので結構らくらくー。 ぼくの場合、部屋はすぐ散らかるけれど、元の部分はちゃんと整理されてるので掃除はやろうと思えば結構すぐ終わったりします。またす…

No.52

なあ、里香。 オレはおまえが一番大事だよ。 世界よりも、自分よりも、大事だよ。 もちろん、僕はそんな言葉を口にしたりはしなかった。心の中で、まるで呪文のように唱えただけだ。そう、言わないほうがいいのだ。こういうことは、そっと胸の奥にしまってお…

『半分の月がのぼる空 2』 (橋本紡・ISBN:4840226067)

病気に入院することになった主人公・裕一と、その病院にいる難病の女の子・里香の物語。1巻でいい感じになった二人に次の受難が……みたいなのが2巻です。雰囲気的にはほのぼのラブコメな感じなのですけど、ヒロインの病気ゆえのはかなさ、せつなさ感がうまく…

No.51

僕は空を見上げる。冬の空に、いくつもの一等星がキラキラと輝いている。東の空に半分の月がゆっくりゆっくり昇ってくる。 (橋本紡・『半分の月がのぼる空 2』・ISBN:4840226067) すばらしい表現だーとはいいにくいですけど、この本の題名に関する文章が、…

少し、言い訳。

大体3ヶ月くらい書評(のようなもの)を書き続けて思うのですけれど、ぼくは文才がかけているかもしれません。 インターネットにある他の書評サイトさんを見ているとよくそう思います。みなさんきちんとしたプロっぽい評価をしてますし、語彙も多いです。(…

No.50

「では、ただの無謀だ。若者はとかくそれを勇気と勘違いしがちだがね。 「そうかもしれません」 「でも、それらを区別する線は、あなたに引かれたくない」 (高殿円・『銃姫 2』・ISBN:484011126X) このあとに続く掛け合いや地の分もよいのですけど、長い…

続きを書くといいながら

続き書きませんでした。えっと、ゲームしてたので……。書くといって書かないと、日記の人としてレベルが1上がったのでしょうか。だめにんげん。 忘れないうちのメモ:今月のメフィストに乗ってた、西尾維新さんの『ニンギョウのタマシイ』(確かこんな感じの…

『ロボット妹』 (佐藤ケイ・ISBN:4840227543)

『天国に涙はいらない』の佐藤ケイさんの新刊です。『LAST KISS』と対になる作品だとか。*1『電撃ヴんこ』に乗ったものを加筆文庫化したもので、おかゆまさきさんが解説をつけてます。 内容は、硬派な高校生男子・巌鉄岩男が、萌えロボットのもえみちゃんに…

No.49

〔うんっ。ありがと。お兄ちゃん、大好きっ!〕 〔ぐぼぁぅ……っ!お、教えてもおらんのに、いつの間にそんな必殺奥義を……!必殺技に対するこの勘の冴え、末恐ろしいほどじゃ!もはや間違っても巌男などとは呼べぬ!〕 (佐藤ケイ・『ロボット妹』・ISBN:4840…

帰還。

とりあえず時間がないのでwordだけ。あとで書きます。

No.48

「……俺とおまえの決定的な違いが、わかったよ」 「俺は自分の立場に拗ねた。おまえは開き直った――それだけだ」 (渡瀬草一郎・『空ノ鐘の響く惑星で 4』・ISBN:4840227586) クライマックスでの主人公とその兄の会話から。二人の境遇とか、心とかが端的に表…

図書館しかいくところがありません。

すごい勢いで本を読んでます。それしかやることがありません。 うちの図書館にはライトノベルというものは置いてないので、一般書籍ばっかりですけれど、一日に4冊くらい。あとはなぜか無料の温水プールとか、散歩とか。ある意味軟禁か!? まぁそんなことは…

『空ノ鐘の響く惑星で 4』 (渡瀬草一郎・ISBN:4840227586)

あらすじはめんどくさいので適当に短く。正統派ファンタジーな世界に、おそらく異世界から来たちょっとSF的な人たちが紛れ込んでいる物語。今のところはSFな人たちでなく、中世的なファンタジー世界の人たち中心のお話です。4巻は、劣勢にたつ主人公が反…

No.47

だが、エンジュはそれだけのことで、こんな危険を冒したわけではない。報酬に眼が眩んだわけでもなく、名誉がほしかったわけでもない。 それならば、何故―― エンジュは内心で苦笑した。 よくわからない。だが、イリスたちに再開した時に、話せることが増えた…

北海道で夏休み。

11日に帰省したのですけど、すっかりインターネットに触らず、気づいたら1週間くらい放置状態でした。ネットとかテレビとか新聞などといったものは、見ている時はなくてはならないもの、やめるなんてとんでもないと感じますけど、案外なくても平気です。ちょ…

『9S 4』 (葉山透・ISBN:4840227608)

9Sは、ある天才マッドサイエンティストが創り出した、「遺産」と呼ばれる超科学的なアーティファクトをめぐって、その科学者の娘であり、超人的な頭脳を持つ女の子や、その科学者に敵対する世界の情報を牛耳っている企業、「遺産」を集めている組織などがお…

No.46

「私は希望という言葉が好きではない」 「私は大好きです」 「希望という言葉は得てして、半分より確率が下回る場合に使われる。希望という言葉の裏には、本来ある確率に人の希望や思い込みが上乗せされている」 「それは弱虫さんの台詞ね。あなたみたいに失…

旅に出ます。

今日の朝早く、飛行機の始発(0630)で北海道に行きます。始発はわりに安いのです。 ぼくの実家はネット環境が悲劇的状況にあるので、更新はあまりしないかもしれません。ADSLがないとはどういうことですか……。 でも娯楽はさらに悲劇的状況にあるので、暇す…

No.45

「では何をしている。君はいまそこで、いったい何をしているんだ」 「生きてます」 「迷って、悩んで、落ち込んで、それからほんのちょっと喜んで、温かくなって、それからまた迷い始めます。そんなふうに心の中にある感情をひとつひとつあげていけばきりが…

トラックバックってうなー。

最近始まったのべるのぶろぐさんのトコロに、ちょうど「銃姫2」の感想を募集していたようなので、トラックバックしてみた。 ぼくのトコロの様な中途半端なサイトがそんな大それたことをしていいのかと2分くらい悩んだけど、笑われ者になったって、後の人がト…

『小生物語』 (乙一・ISBN:4344006550)

乙一サンは、せつない物語と黒い物語を書く有名作家さんです。*1案外その二つって近いモノなのかもしれません。ぼくはせつない乙一が好きですよー。じゃなくて、今回はその二つとも違い、笑わせる乙一というか……とにかくくすくす笑ってしまいます。 内容は乙…

No.45

小生、かなり慎重に言葉を選んでエッセイを書いた。読んだ人の心が浄化されるような神秘的なものを目指した。しかしなぜか完成した文章には「首を吊る」とか「樹海に行く日をいつにしようか迷う」とか「その人は処刑に関する本を僕に貸してくれた」とかいう…

たいだー。

特に何もせず生きていく毎日です。ハイ。アジアカップでは日本が二回目の奇跡的演出で……とにかくおめでとうございます。全試合日本対中国みたいな雰囲気ですが、次は本当に日本対中国ですか。バーレーン戦は、最後の延長のときの、選手達のグダグダした動き…

『ブルー・ハイドレード〜融合〜』 (海原零・ISBN:4086301911)

フィギュアスケートを題材とした小説『銀盤カレイドスコープ』を書いて、スーパーダッシュ小説新人賞を取った海原零さんの新しいシリーズです。今度は潜水艦もの。そーゆー特殊なモノを取り上げるのが好きなのでしょうか。単に趣味の問題?内容は、ほとんど…

No.44

「避けられるのっ!?」 「……避けるさ」 ジルは敢えてそれに応じた。自分でも信じてはいなかったが、黙したままでは、或いはできないと口にすれば、その瞬間に見放される気がしたのだ。……運命から。 (海原零・『ブルー・ハイドレード〜融合〜』・ISBN:4086301…

弾幕。

PARSE47 (ABA Gamesさん) ネット上をふらふらさまよってるときに見つけたしゅーてぃんぐげーむ。ぼくはしゅーてぃんぐ全然得意じゃないですけど、ぅおーとかいいながら必死で弾をかわすのは好き。手軽に遊べて良いです。全然先に進めませんケド。がぅー。