No.51

僕は空を見上げる。冬の空に、いくつもの一等星がキラキラと輝いている。東の空に半分の月がゆっくりゆっくり昇ってくる。
    (橋本紡・『半分の月がのぼる空 2』・ISBN:4840226067)

すばらしい表現だーとはいいにくいですけど、この本の題名に関する文章が、ここぞってときに入ってきて、物語を盛り上げてくれるのです。
そういう意味では取り上げるのはちょっと間違いかもしれませんけど、まー嫌いじゃないし。