2004-08-25 No.50 word 「では、ただの無謀だ。若者はとかくそれを勇気と勘違いしがちだがね。 「そうかもしれません」 「でも、それらを区別する線は、あなたに引かれたくない」 (高殿円・『銃姫 2』・ISBN:484011126X) このあとに続く掛け合いや地の分もよいのですけど、長いのでこれだけで。 世の中を知った大人な悪役と、純粋でまっすぐな少年との掛け合い、よくあるパターンです。そしてそれをきちんと書くのが『銃姫』のメインテーマなのかもしれません。なんにせよ、いい感じです。