No.76

彼女はいつだって、僕の目のかわりを買って出てくれるので、本当に感謝している。「ありがとう」以外の言葉が思いつかず、自分の語彙と表現力の乏しさに悲しくなるくらいには、感謝している。
    (伊坂幸太郎・『チルドレン』・ISBN:4062124424

前にもこんな様なことを書いたことがあったような。「ありがとう」だけじゃ、ぜんぜん足りないと感じるのです。