ファウスト vol.3

ファウスト Vol.3 2004.Summer (講談社 Mook)
ファウスト新伝綺3作以外は読みました。とゆか、新伝綺3作の人達って、エロゲ出身の人?那須さんだけは知ってたけど、他の人もそうなのかー。以下感想など。
佐藤友哉
vol.2の時のは、まぁまぁだった気がしたのですけど、なんだこれー。うわー。駄目じゃん。オーラがまったく感じられない。いや、このオーラのなさがいいのか?どっちにしてもぼくにはわからない……。舞城王太郎さんに何か感じが似てる気がしなくもないけど、あっちはオーラばしばしなのに、こっちは駄目駄目だっ。 人生相談のほうは、普通です。何か、インターネットでよく見かける文章みたい。面白いけどね。滝本さんの方も同じ。なぜか今回グロかったけど。
清涼院流水
何をやってるのか良くわからない、のはこの人の特性だから置いておくとして、ぼくは一番最初の質問で降りるかなぁ。大事な用事の日に必ず雨が降るということは、「雨が降る事を知ってる」という点で、他の人より明らかにアドバンテージがあると思う。他人のマイナスが自分のプラスに転化される感じ。といっても、それをわかって利用できるようになるまでは、ちょっと大変かも。でもぼく雨好きだし。 ヤバ井でshowは、どうやらぼくの使ってる日本語とは違う日本語で書かれているようなので、無理。
渡辺浩弐
ぼくはこの人の作品結構好きなのですけど、今回のは少しエッジが尖ってなかったかも。いまいち物足りなかったです。
宇山日出臣インタビュー
『虚無への供物』に少し興味を持ちました。インタビューって、その人のことある程度知らないと楽しみづらいですよね?
上遠野浩平
うん。良かった。上遠野さんの説教臭さみたいな良さが出ていた批評だと思う。vol.1の頃から変わらぬクオリティで、このまま行ってほしいです。
 
こんなところです。ファウストが商業的に成功してるのは、ニッチを的確についているから?それとも、戦略がうまいから?ぼくは後者な気がしますよ。まぁ、あと3分の1、がんばってこー。