No.71

「世の中に、『絶対』と断言できることは何ひとつないって、うちの大学教授が言ってたけど」
わたしはとりあえず、識者の言葉で説得を試みた。
「『絶対』と言い切れることがひとつもないなんて、生きてる意味がないだろ」
     (伊坂幸太郎・『チルドレン』・ISBN:4062124424

学術的にはそうかもしれないけど、たしかに絶対っていえるものがなにもないということは、悲しいものがあります。
つまり、人間関係においては、絶対っていいたい!ってこと。