No.13

埃っぽくて、長い間、誰も足を入れたことのないような部屋には、沢山の宝物があった。どれもこれも、使い道がなくて、ただそれが宝物であるというだけで、そこに置かれているような物たちだ。
    (冲方丁・『ばいばい、アース』<上>・ISBN:4048732455)

宝物って、そういうものですよね。