いま何故か、忙しいはずなのに、西尾維新の本を読み返したりしてます。とりあえず『クビシメロマンチスト』まで読みました。この前は京極夏彦の読んでたし……。 基本的に読み返しをしない畑の人なのですが、読み返すのもなかなかたのしーなーとおもうのでした…

いまより少し時代が進み、政治と企業が法と金で汚くつながった日本。そんな東京に住む、特異体質を持ち、"狂犬"と呼ばれるバイオレンスな少女アリスと、アリスが世話になっている探偵事務所の物語。分類的にはギャグモノらしいです。 そう、ギャグモノらしい…

立ち上る巨大な地上光が夜の空をかすませていた。膨大なエネルギーが星をかき消し、といってもその多くは無駄遣いだ。街灯、ネオン、ヘッドライト。昼間と同じ世界を創り出すためにあらゆる物が動員される。自然の摂理に牙をむくか、あるいは天に向かって手…